感染症予防の基本は手洗いです。
日頃から、正しい手洗いを身につけ手についているたくさんの病原体(ウイルス・細菌)を洗い流しましょう!
きれいに見える手のひらにもたくさんの菌がいます。
自分が感染しないように、他の人にも感染させないように、手を洗いましょう!
基本的な手の洗い方は厚生省が発表している洗い方(こちら)でいいのですが、
さらにきれいに洗えるように以下のことを心がけましょう。
①爪は短く切っておく。
②時計や指輪は外しておく。
③石鹸を使って20秒以上かけて洗う。
④洗い残しの多い手の甲、指先、指の間は特に念入りに洗う。
⑤洗い終わった後は必ず水気をしっかり清潔なタオルでふき取る。
⑥手洗いのあとしっかり乾かしてからアルコール消毒液を使う。
<手洗いの方法別、残存ウイルス数(残存率)>
●手洗いなし
残存ウイルス数・・・約1,000,000個
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●流水で15秒手洗い
残存ウイルス数・・・約10,000個(約1%)
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●ハンドソープで10秒から30秒もみ洗い後、流水で15秒すすぎ
残存ウイルス数・・・約100個(約0.01%)
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●ハンドソープで10秒もみ洗い後、流水で15秒すすぎを2回繰り返す
残存ウイルス数・・・約10個(約0.0001%)
手洗いの回数が増えると、手が乾燥したり手荒れすることもありますのでハンドクリームなどでケアすることも大切です。
次回はうがいについてお話しさせていただきます。